設計職を選んだきっかけや動機は?
小さい頃から鉄道が好きだったこともあり、将来は鉄道に関わる仕事がしたいと考えていて…。
当初は整備士を目指していました。しかし自分で設計したモノがカタチになり動くプロセスを卒業研究で体験してから、設計士の面白さを再認識し、最終的にこの道を選んだ次第です。
設計の仕事で心から
満足する瞬間は?
お客様との打ち合わせを通じて検討を重ね、問題無くカタチになったとき。
お客様に「ありがとうございます」といわれると、心から満足を感じます。
これまでで最も
チャレンジングなプロジェクトは?
初めて1人で業務を担当したとき、客先との連絡や人員の確保、工程管理、スケジューリング、図面のチェックまで短期間でこなしました。
この経験を通じて、学生時代とは異なるスケジューリングの重要性と仕事に対する責任の重さを知りました。
新しいアイデアや
デザインの源は?
上司や先輩方の「長年の経験値」です。質問するとさまざまな視点から複数案が提案されます。
例えば、私が2案でも、先輩方は5、6案という具合です。あとは、「好きなプラモデルやアニメ」「通勤中に遭遇する工事現場の観察」などもインスピレーションを与えてくれます。
担当した設計が実際に竣工したときの感動は?
感動・満足感・達成感…、言葉では表現しきれません。
実物を見ながら、お客様に感謝の言葉をかけられると、それまでの苦労が報われ、疲れが吹っ飛びます。
設計職として大切な
スキルや資質は?
鉄道車両は限られたスペースに機器や配線を設計しなければなりません。
そのため作業スペースや工具を使うスペース、機器の配置、取り付け・取り外し点検が容易にできるかなど、事前に検討しなければならないことが山ほどあります。そのため、1つだけでなく複数の事象を同時に考えられるスキルが重要だと思います。
設計職としての
キャリア展望や成長のチャンスは?
さまざまな設計職がありますが、1分野でも機械設計の経験があれば他の設計業務もこなせること。
日々の業務の達成感や喜びは?
お客様との打ち合わせで、自分の意見やアイデアが採用されたとき。
設計が人の生活や社会に影響を与えたと感じた瞬間は?
ニュースや、ネット記事で旧来より改善・向上したことを取り上げられていると社会に貢献できていると感じます。
チームプロジェクトにおける
コミュニケーションの重要性は?
互いの状況を把握するためにもコミュニケーションは大事です。
思い込みだけで進めてしまい、終盤になってミスが見つかると、大変なロスになってしまいます。
自分自身をアップデートする方法は?
今までの経験を絶対に忘れないこと。技術力向上のベースは、過去の経験やデータです。
過去の設計や経験をファイリングするなどして蓄積しています。
大学生や新卒者にアピールしたい設計職の魅力は?
考え、悩み、苦しんで設計したものが、カタチになり動きだした時の達成感は、唯一無二です。
設計する上で最も重視するポイントと哲学は?
お客様のニーズに寄り添いながらも、製作や取り付け・取り外しなどの作業性を踏まえて考えること。
趣味や生活が与える、設計の仕事への影響は?
商品を組み立てたり分解するときに、構造まですぐに理解できるところ。
クライアントや
他部署との関わりで
大切にしていることは?
日々の雑談や挨拶の中から、工事状況を確認したり、CADの新機能などの情報を得るようにしています。
この仕事の本質や魅力を一言で表すと?
モノづくりの基礎であり、社会の縁の下の力持ち的存在です。
設計職がなければ、日々何気なく使っている機器や道具は存在しません。
一般の方にとっての認知度は高くありませんが、社会を創っているのは私たちだと思うとやりがいを感じます。
東海サンユーテクノスの魅力と強みは?
トータルエンジニアリング企業であることです。
土木、橋梁、建築、プラント、鉄道を中心に多くの業種に携わっているため、もし一時的に特定業種の業務量が落ち込んでも他業務で補えます。
会社の雰囲気と社員の特徴は?
個性的で職人気質が強いという印象です。
とはいえ、質問や疑問に対しては、分かりやすく丁寧に教えてもらえるので安心です。
今後の目標は?
お客様に個人名でご指名をいただいて受注すること。
入社のきっかけや入社を決めた要因は?
鉄道に関わる仕事であり、一番早く内定をもらえたことが決め手でした。
求職者への
メッセージは?
専門職というとハードルが高く感じるかもしれませんが、社会に出たらスタートラインは全員一緒です。
たとえ時間はかかっても、向上心があれば誰でも一人前に成長できます。
Sさんのイメージボード
性格を
ひとことで言うと?
お調子者