大学受験時に土木か機械かで迷いましたが、スケールの大きさが決め手になり、土木の道へ。さらに就職活動でも、インドア派の自分には現場よりも設計が向いていると感じて、設計職を選びました。

自分の手で作り出したものが、お客様に認められたとき。

入社後の初仕事でボックスカルバートの設計を担当しました。
試行錯誤を繰り返し、先輩や同僚に助けられながら成し遂げた経験を通じて、広い視野を持つこと、粘り強く取り組むことの大切さを学びました。

これといったものはありませんが、良いアイデアは制限がある方が浮かびやすいと思います。

二次元の図面の中にしかない構造物が、三次元の立体構造物となって目の前にあるという経験は、何とも表現しにくい感覚で…。しばらく時間が経ってから、自分が感動していたことを理解したほどでした。A3サイズの紙に収まっている構造物が、実際のサイズで現れた時の迫力は何度経験しても圧巻です。

三次元CADです。二次元の図面では構造を理解するためにいくつかの図面を組み合わせますが、三次元なら構造物そのものを3Dモデルで作成できるため、非常に理解しやすいです。今後取り組んでいきたい分野です。

設計というと何か特殊なスキルが必要と思うかもしれません。
しかし、必要なのはスキルよりも業務に対して真摯に向き合う姿勢です。あえて言うなら誠実であることだと思います。

設計では答えを導き出すためにさまざまな条件を把握し、理解しなければなりません。
またチームを率いる立場になれば、リソース（時間、予算、マンパワー）管理が必要です。そうした経験の積み重ねが、設計職としての成長に繋がっていると考えています。

成長を実感できるたびに喜びを感じます。
それは自分だけではなく、部下が社会人として成長していることを感じた時も同様です。

業務を通じてそこまで強く感じることはありませんが、社会貢献を意識しながら業務に取り組んでいます。

チームを組むということは、つまりチーム力がなければ対処できないプロジェクトだということです。総合力を発揮するには、全メンバーが目標を共有し、状況にあわせて行動することが肝要です。各自がチームの状況や進捗を把握するために、コミュニケーションを一層密にすることが重要になります。

どんなに些細なことにも目的意識を持って取り組むこと。たとえそれが、うまくいかなくても結果に対して真摯に向き合い、次に生かすことを大切にしています。

設計職の一番の魅力は、チームでの取り組みと業務の達成感です。およそ1人では成しえないスケールの業務を、社内やお客様も含めたチームで取り組む一体感や、完成した時の達成感は設計職ならではだと思います。

最高ではなく、最適を目指すことです。限られたリソース（時間、予算、マンパワー）の中で、お客様の要望に最も応えるものは何かを常に自分に問い掛けています。

普段の生活では何かしらのサービスを受ける時に、顧客としての目線を意識しています。
自分自身が顧客サイドとして希望を具体的に意識することが客先のニーズを掴む・応える一助になっています。

相手の意見を良く聞き、その意図を理解し、そして自分の言葉で伝えることです。
コミュニケーションの基本として、相手が誰であれ敬意をもって接することを心掛けています。

設計職は「縁の下の力持ち」です。
完成した構造物を使用する人が設計について思慮することはほとんど無いでしょう。しかし、それは見方を変えると、設計を信用しているということです。信用に応えられるように、日々安全な構造物の設計に勤しんでいます。

世の中には多種多様な構造物があると同時に、さまざまな設計があります。
当社には幅広い分野に対して経験豊富な技術者が在籍しているため、総合力を発揮しながら協働できることが強みです。

こだわりが強い人が多いです。
しかし解決すべき課題があると、年齢や経験に関係なく全員がフラットに意見を言いあえる職場です。

関西支店は本社よりも少人数ですが、本社同様の活気があります。
交流会や親睦会のおかげで、先輩・後輩・年齢問わずコミュニケーションのとりやすい雰囲気が魅力です。

設計というと難しいイメージがあるかもしれません。
実際に難しいことも少なくありませんが、だからこそ達成感も格別です。私たちと一緒に設計をしませんか？